こんにちは。
今回は大阪でかなりレアな機種を見つけたので記事に。
その機種がこちら。
入った途端に言葉を失ってしまいました...
第ー興商が2005年に発売したBB cyber DAM f stageです。
BB cyber DAMは結構聞いたことがある方が多いのではないかなと思います。
何回か私のブログでも取り上げています。
今から15年ほど前までは現役バリバリの機種で、そのデザインと音質で多くのユーザーが魅了されたことだと思います。（知らんけどｗ）
この機種が今でも動いてたとしてもかなりレアなんですけども、コレよりも更にレアなf stageが稼働しているところを見てしまったわけですよ。
f stageと普通のBB cyber DAMって何が違うんだという所は後でまとめるとして、外観がまず大きく異なりまして、モニターとコマンダが別々にある通常のカラオケ機器とは違い、このf stageはモニターとコマンダが一つになっている言わば一体型のカラオケマシンになっています。
違いを簡単に言うとiMacとオフィスにあるデスクトップPCみたいな。
（しかし残念ながら今回見つけたf stageは搭載されていたモニターが外されている状態でしたけどね...）
f stageの「f」は
flat（平面：フラットボディ、オールインワン）
fortissimo（大容量：テラバイトクラスのHDD）
future（先進：BB情報端末DAMステーション対応）
...の頭文字から来ているそうです。
この機種って当時現役バリバリだった15年くらい前でもあんまり普及してなかったんじゃないかなと思います。Wikiにもこう書いてあります。
DAM-G100ベースで一部スペックアップしているが、2011年時点でこの機種を置いているカラオケ店は少ない。（wikipediaから引用）
BB cyber DAMは当時かなり普及してましたが、f stageはそこまで流通してないような気がしますし、私もこの日まで見たことがないくらいなので。
オタクからするとレアのうちのまたレアに遭遇したという気分なのですｗ
あとはこのデンモク。
コレは以前見たことがあるんですが、白黒デンモクですよｗ
Premier DAMと同時発売されたデンモクでして、地味にLIVE DAMまでは公式対応しています。（PM100と比べて検索スピードが向上）
PM200zBは無線にも対応しているんですが、このPM200は赤外線のみ。
コマンダにデンモクを向けて選曲する昔ながらの方式です。
BB cyber DAMとの違い
・本体にモニターを搭載
・デジタルパワーアンプ（120W×2）を内蔵
・400GB HDD ×2基初期搭載、3基目搭載により1.2TB以上の容量搭載可能
・精密採点デュエット搭載
・本体にD端子を搭載（D1）
こんなところかなと思います。
精密採点デュエットはf stageを使う前からこの機種にだけ搭載されていることを知っていたのでデンモクから探してみたり、コンテンツ一覧から探してみたり、適当に選曲番号を予約してみたりしたんですが見当たらず、、、
気になって第一興商に問い合わせして見ました。
その回答がこちら。
お問合せの件につきまして
BB cyber DAM f stage（DAM-G100F）のみで利用できる「精密採点デュエット」は
現在はご利用頂くことが出来ません。
ご希望に添えず申し訳ございませんが
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
Ω＼ζ°)ﾁｰﾝ
遊べなくなってしまったようです。
2016年12月24日にG100系の採点ゲームができない不具合があったようなのでそれまではあったのか、とも思ったんですけど当日中にプログラム配信して復旧しているようなので関係ないのかなと思いつつ...
遊べなくなった時期と理由が気になります。
そしてこの機種は2018年8月30日で楽曲配信が終了しており、それより後に発売された楽曲は歌えません。
総楽曲数はなんと140095曲！！！ｗ
現在の最新機種であるLIVE DAM Aiの半分ほどの楽曲しか入っていません。
最近は色々な映像コンテンツもあるし、今の最新機種はかなり容量に余裕があると思いますがLIVE DAM Aiが4TBで29万弱、BB cyber DAMが160GBで14万曲と考えるとかなり頑張ってるかと。MIDIデータの小ささが伺えます。
また、この店舗はカラオケ店ではないのですがしっかりBB開局。
今でこそ当たり前ですが、当時はまだナローバンドが多く、特にこうした店舗だと未だにNBのところもちらほら見かけます。
ブロードバンドサイバーダムの名にふさわしい力を最大限発揮できているのではないかとｗ
最後に第ー興商社歌を歌って帰りました。
感想としては、最新曲が入っていないのは致命的だけどコンテンツやカラオケとしての機能、音質は今でも全然通用するものではないかと思います。
LIVE DAM Aiと音質は全然変わらないですし、精密採点も搭載してますから（）
あとは起動画面、終了画面がf stage用に作られていたことに驚きましたｗ
さいごに
なんというか、この機種を使えてよかったと思うのが正直な感想です。
大阪でカラオケオフする前、先に合流した人と「近くのカラオケある温泉行ってみるか～」という何の機種があるのか確かめに行く的な流れで行きまして、HP上では画質悪いながらもPremier DAMだったので私は「どうせPremierだろうなぁ」と思って行ったらコレですよｗ
やっぱり実際に行ってみないとわからんなということをここで思い知りました...
残念なことに今はコ口ナの影響でカラオケ閉鎖されてしまいましたが、最後にまたもう一回使いたかった。
情報サービス終了時期はまだ告知されていませんが、あと僅かなのは確実ですのでなんとしてでも使いたいと思っております...！
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
